何書こうかな?

独り善がりな思い付きを書くだけ

最も人口が多いタイプ

究極のエニアグラム基本理論

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory.htm

 

どこに行っても必ず見かけるタイプがいます。

それは究極のエニアグラムでタイプ2w1とされる人々です。基本の性格タイプが2で、ウイングが1とされる人達です。究エニサイトでも、私個人の経験から見ても、老若男女問わず最も人口的に多いと思われるタイプです。40人程いる同じ職場の人達が、自分以外は全員2w1だった!という事さえありました。勿論、それは私の勝手な自己判断でそのタイプだと決めつけたに過ぎません。私はタイプ判定に精通した人間ではないので。また、私は人口の9割以上はタイプ2w1が占めていると思っています。それも統計的に調べた事ではなく、私自身の勝手な推測です。

その事を踏まえた上で、タイプ2の一般的な傾向と、またタイプ2w1に見られる一般的な特長を、究エニサイトの記述を抜き出しながら以下に書き出したいと思います。

 

タイプ2は攻撃タイプであり、自分は世界の中心にいると自己認識するタイプ

防御タイプは客体的な見方をしますが、攻撃タイプは主体的な見方をします。他人がどう思うかよりも、自分がどうしたいかが重要です。自分の意思をはっきりと持ち、それを外部に示す傾向があります。また、攻撃タイプには大物意識があるように見え、偉そうに振る舞う人達も多いのですが、個々人を見ていくと様々です。人から好かれたいとか嫌われたくないという思いから、善い人を演じたり、自分を抑えている2w1も沢山います。しかし一見気弱そうだとか、穏やかそうだとか、お人好しそうだとか、大らかそうに見える人であっても、良く観察して見るとどこかしら性格的にキツい一面があります。実際に人から攻撃を受けたら、何らかの形で確実にやり返すような気質です。一方で世界を肯定的に見るタイプなので、相手が自分の非を認めた場合、許すという事もしやすい人達です。

 

タイプ2は感情タイプであり、肯定的な世界認識を持つタイプ

好き嫌いこそが重要な判断基準であり、好きか嫌いかによって人や物事への対応の仕方があからさまに違ったりします。また、物事の否定的な側面よりも肯定的な側面に意識を向けやすい傾向があります。楽観主義とも言える人達が多く、大抵の事は何とかなると思ってるのかも知れません。なので余り深く考えずに行動に移し、ミスや失敗が多くなる事もあります。(勿論、ミスや失敗もなく効率良くテキパキこなす優秀な人も沢山存在します)感情の肯定的な機能が発達し、前向きでエネルギッシュで行動的です。特に自分が好きな人や好きな物事にはエネルギーを惜しみません。器用で要領が良く、やりたくない事は適当に済ませ、嫌いな人は巧く適当にあしらうかも知れません。一方で悲観的、否定的な事ばかり考えたり、不幸続きで後ろ向きなタイプ2も沢山存在します。

 

タイプ2は「お母さんタイプ」と呼ばれ、子供に対して最も強く意識を向けている

母親になると全てのタイプが子供に意識を向けますが、中でもタイプ2は母親という役割を生まれながら受け持ち、自然とこなそうとする人達です。本質が母親なので、不妊症などで子供が出来ない事に苦しんだり、子供がいても順調に生育しない事に苦しみます。「子供を産んでから本当の自分になった」と語る人も多く、喜びも悲しみも子供と共にやってくる人達です。また、母親とは女性なので、タイプ2は性別が男性であってもおばさん風とかお姉さん風など、どこか女性らしさが漂います。実際の性別が女性であると最も女らしい人達です。子供を育てる為の食事や住環境にも意識が向きます。生まれながらに食遺伝子を持ち、食に対する関心が高い人達が少なくありません。タイプ2は攻撃タイプですが、母親は子供を外敵から守る為に当然攻撃性を備えてなければなりません。

しかし、本人の精神状態などにより、子供どころではないタイプ2も多く、育児放棄や虐待をするタイプ2も珍しくありません。子供が嫌い、もしくは子供には全く関心がないかのように見えるタイプ2も沢山存在します。タイプ2の全てに母性本能がある、などという事は決してありません。

 

タイプ2は「善い人」になりたいという欲求を根源的に持つ

その一方でなかなか「善い人」になれない現実の自分に苦しんだりもします。「善い人」だと思われたい事もあるが、主に自分で自分を「善い人」だと思いたい人達です。タイプ2はよく「偽善だ」と口にしますが、自分自身の中の善を求める性質から来る批判と考えるのが妥当です。実際には犯罪者もいますし、悪人と呼べるような人さえ沢山いるので、決してタイプ2が善人という事ではありません。

 

身の周りで良く見かける2w1の人達

全タイプ中で最も短気なのは防御タイプと言われてますが、タイプ1(防御タイプ)のウイングを持つ2w1もよく怒り出し、しかもそれをよく表に表わす人達です。突然怒ったり、キレたりする人が珍しくありません。初めての場所に行き、きさくに声をかけ、人馴れしやすい人が多いタイプでもあります。そして騒がしくて賑やかな人達は最も分かり易い2w1です。同じ2w1の仲間同士で群がり、よく騒ぎ、よくしゃべり、よく目立ちます。集団になると恥知らずな事もして、人に迷惑をかけるかもしれません。他にもグループを作って愚痴を言い合ったり、噂話や悪口大会に興じてるかも知れません。一方で大人しく独りを好む2w1も存在していて、個人個人で見ていくと様々です。ヤクザの構成員や不良グループなどにも2w1が多く、仲間同士の連帯や絆を重視します。仲間内では「善い人」として振る舞い、人望を集めているかも知れません。

また、2w1は全体主義的な傾向が強く「みんな」という主語を良く使います。全体主義的とは、個人よりも全体を重要視するという傾向です。人を指導したがり「みんながそうしてるのだから、お前もそれに従え」と周りに強要する事があります。「自分が正しく善いと思う事は、周りにとっても正しく善い事だ」などと考えやすく、独善的に見える場合もあります。これは同じタイプ2でも2w3には余りない傾向です。タイプ1も正しさに拘る人達で、規則やルールを重要視しますが、余り周囲に押し付けるような事はありません。しかしウイングが重い2w1は、自分の正しさを誇示したり、規則やルールを守る事を周りに口うるさく言うかもしれません。逆に規則やルールに無頓着な2w1も沢山いますし、何が正しく何が善いかをケースバイケースで判断する柔軟な2w1も沢山います。あくまでも傾向としてそのような事があるというだけです。

 

以上。

何度もしつこく書くようですが、これらはあくまでも究エニで云われる一般的な傾向や特長であり、全てのタイプ2や2w1がこの記述に当て嵌まる訳ではありません。私が勝手に2w1と判断した人達も、もしかしたら2w1ではない可能性があります。