何書こうかな?

独り善がりな思い付きを書くだけ

常識から逸脱しやすいタイプについて

【究極のエニアグラム基本理論】

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory.htm

【常識から逸脱しやすいタイプとは?】

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-201~/15-225.htm

 

常識から逸脱するとは?

一言に常識と言っても時代や地域によって様々ですが、とりあえず常識から逸脱している事を「普通ではない」とか「人とは違う」とか「一般的ではない」と定義しておきます。(お前の事だろ!という突っ込みはさておいて)他にも「奇異な」「奇妙な」「変わった」という言葉で形容する事ができます。「変人」と言っても構いません。逸脱の程度は様々ですが、常識から逸脱していると思われる人を以下に思い付きで羅列してみます。

・空気が読めない人・TPOをわきまえない人・他所の家の冷蔵庫を勝手に開ける人・何を考えているか分からない人・道端にゴミや唾を捨てる人・意思疎通ができない人・コミュニケーションのとれない人・独り言の激しい人・訳も分からずキレる人・周囲から浮いている人・同じ失敗を繰り返す人・何週間も風呂に入らず不潔な人・ゴミ屋敷に住んでる人・癖のある人・極端な考え方をする人ect

他にも沢山あると思いますがとりあえずここまで。

 

常識的な人、普通の人、と呼ばれやすい調和タイプ「3・6・9」

 調和タイプは最もバランス感覚に優れ、偏った事や極端な事を嫌う人達です。また、人々と調和する事を重視する価値観を生まれながらに強く持ちます。人は一人では生きられないので全てのタイプが人との調和を求めますが、特に調和タイプにとって人々の和から外れる事は最大の苦痛となり、最もその程度が高い人達です。一歩公の場に出ると、周囲の人たちの動向に常に気を払い、周りを見てないとか失念するという事がなく、場面や状況に応じた適切かつ適度な振る舞い方をしています。それは特に本人が意図しなくとも、産まれながらの気質として自然とそうしてしまうのです。よって人から奇異・奇妙な印象を持たれる事が少なく、人前で恥ずかしい行動を取る事も滅多にありません。また、八方美人になりやすいという傾向があります。ここでの八方美人とは、誰にでも良い顔をする(例え嫌いな人であっても)事ととりあえず決めておきます。

 調和タイプが根源的に持つ欲求

・タイプ3は、皆の中で目立っていたい

・タイプ6は、皆と仲良く暮らしたい

・タイプ9は、皆と穏やかに暮らしたい

 

常識から逸脱しやすいタイプとは?

 常識から逸脱しにくいのが調和タイプなら、逆に逸脱しやすいのはどのタイプか。普通に考えたら調和タイプ以外の攻撃タイプ(2・5・8)と防御タイプ(1・4・7)という事になりますが、ウイングというものを考慮すると、攻撃タイプと防御タイプの両方にまたがるタイプが最もそれに該当するようです。

【究極のエニアグラム基本理論4】(ウイング理論)

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory4.htm

それは攻撃タイプで防御タイプのウイングを持つ「2w1・5w4・8w7」と、防御タイプで攻撃タイプのウイングを持つ「1w2・4w5・7w8」であり、これら6つが最も常識から逸脱しやすいタイプという事になります。しかし、タイプ1・タイプ5・タイプ8は人口自体が非常に少ない為に一旦除外します。従って「常識から逸脱した」人を見かけた場合、主に「2w1・4w5・7w8」の中から探し出す事が多いようです。何故攻撃と防御にまたがるタイプが常識から逸脱しやすいのか、それは攻撃と防御という相反する性質を持ち、その相反する性質に両側から引っ張られて脳の機能のバランスを崩しやすいというのが今の所考えられる理由です。

勿論、調和タイプでも非常識な事をする場合があります。ただ人前ではそのような行動が少なく、その程度が低いというだけです。逆に常識から逸脱しやすいタイプ「2w1、4w5、7w8」であっても常識的な人、普通に見える人は沢山存在します。あくまでも傾向として逸脱しやすいという事で、あの変わった人がたまたま2w1だったという事があっても、2w1全てが変わった人という訳ではありません。

 

常識から逸脱しやすいタイプと精神疾患・障害などとの関係

究極のエニアグラムの主催者は、統合失調症という精神疾患と「常識から逸脱しやすいタイプ」との関連性を示唆しています。また、私個人は巷で発達障害と云われるものも9つのタイプの特性に関係しているのでは?と思っています。まだまだ知らない事ばかりなので何となくですが。

例えば究エニでは「並行した複数の作業が得意ではない(一度に一つの事しか出来ない)」「現実的な処理能力が低い」傾向をタイプ4によく見られる特長として挙げています。他にも「早とちりや粗忽な面が多く、ミスばかりする」傾向をタイプ2によく見られる特長として挙げています。(あくまでも傾向であり、要領の良い器用なタイプ4や、細密で正確なタイプ2は沢山いる)その他にも「その場にそぐわない言動や振る舞いなどで、周囲の人達からつい浮きあがってしまい、孤立してしまう」傾向を4w5や7w8によく見られるとして取り上げています。

しかし、それらを一般的な基準より劣る障害として見るのではなく、人類という種が持つ多様性の表れであり、元々備わった一つの気質・特性・個性という見方をしています。どのタイプが優れているとか劣っているという事ではなく、タイプごとに役割がありそれぞれの特長があるという捉え方です。

以前誰かから指摘された事ですが、例えば「怖がり」という性質一つをとっても一見短所のように見えますが、同時に長所でもあります。恐怖を感じない個体は危険を顧みず容易に危ない場所へ足を踏み込んでしまいます。痛みを感じない個体は外傷を負っている事に気づかず出血多量で死んでしまいます。それらは自分の身を守る為、動物に元々備わっているものです。

ちなみに、私自身も常識から逸脱しやすいタイプのいずれかに該当すると思います。(勝手な自己判断であり、究エニで正式にタイプ判定されてはいません)出来る限り常識的であろう、人に不快な思いや迷惑をかけないよう努めてはいますが。