行動タイプ、感情タイプ、思考タイプ
人の気質は「発達した脳の機能」により決定される
前述の「自分が世界のどこにいるか(自己認識)」「世界とどのように結びつくか(世界認識)」に続き、9つのタイプは脳の機能の発達した部位に基づき「行動、感情、思考」の3つに分類されるという理論。
究極のエニアグラム基本理論2
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory2.htm
【行動タイプ】
タイプ1・タイプ8・タイプ9
運動機能を司る辺縁系が最も発達している。本能的な行動をコントロールするのに難を持ち、行動の取り方にくせがある。傾向として運動神経に優れる。
タイプ8(攻撃)は外志向的な行動型、タイプ1(防御)は内志向的な行動型、タイプ9(調和)はどちらでもないその中間。
【感情タイプ】
タイプ2・タイプ3・タイプ4
感情やイメージ機能を司る大脳新皮質の右脳が発達している。最も感情的になりやすく、感情をコントロールするのに難を持つ。感じ方にくせがあり、好き嫌いなど感情的な判断で物事を決めやすい。傾向としてイメージ力や立体を知覚する機能に優れる。
タイプ2(攻撃)は外志向的な感情型、タイプ4(防御)は内志向的な感情型、タイプ3(調和)はどちらでもないその中間。
【思考タイプ】
タイプ5・タイプ6・タイプ7
思考や記憶力を司る大脳新皮質の左脳が発達している。思考をコントロールするのに難を持ち、物事の判断において思考機能への偏りが著しい。考え方にくせがある。傾向として記憶力や論理的思考能力に優れる。
タイプ5(攻撃)は外志向的な思考型、タイプ7(防御)は内志向的な思考型、タイプ6(調和)はどちらでもないその中間。
運動、感情、思考面で優れているというのは、それぞれ良く使う脳の機能への偏り方の傾向を示しているだけで、思考タイプだから頭が良いとか、感情タイプだから思いやりがあるという訳ではないそうだ。私は脳科学に関する知見が全くなく、もしかしたらトンデモ脳科学理論かも知れず判断保留。