何書こうかな?

独り善がりな思い付きを書くだけ

財政均衡論者という名の人類のクズ

久々にふざけた文章読んでイラッときたので書いておこうっと。

 

政府は自らが生き延びるため、3つの政策であなたを犠牲に

http://www.bllackz.com/2014/05/blog-post_31.html

 

>本来であれば、税金で集めた金の範囲で政府はやりくりしなければならない。

企業は支出よりも収入を多く確保して利潤を追求する事が存在する目的で、それに失敗すれば倒産だ。家計だってほぼ同じで、収支が悪化すれば家庭崩壊なり悲惨な結果が待ち受けてるだろう。「集めた金の範囲でやりくりする」のは企業や家計の両者に限定すればその通りだよ。でも何故それを政府に当てはめるのか?「やりくりしなければならない」って誰が決めたのそれ?
政府には通貨発行権がある。国家の主権を有する政府として当たり前に持つ権限だ。通貨発行権とは、そのお金が自国通貨である限り、お金を作り出す権限があるという事。日本でお金と言えば円の事。従って日本国政府は円を(やろうと思えば)無限に作り出す事が出来る。法的に様々な制限はあるだろうが、法律ってものは現状の変化に応じて改正出来るものだ。主権国家という本来の観点からすれば、管理通貨制度のもとでお金は作ろうと思えば幾らでも作れる。(勿論作りすぎた事による弊害はあるよ。それは取りあえず置いといて)それなのに何故、政府はお金の「やりくりしなければならない」のか?そう主張して憚らない人達から、今だに納得のいく答えを聞いた事がない。そもそも円建ての国内向け国債の存在する意味が分からない。政府が自分で作れる円を借りるって普通に考えて変じゃない?外国からドルなりユーロなりを借りる為に外国向けの国債を発行するは分かるよ。ドルやユーロは日本国政府には作れないのだから、ドルとかユーロを外国から借りる為の借用証書だよね。

 

国債を発行して、銀行にそれを買わせるのである。銀行は、国民の貯金を担保にしてどんどん国債を買い上げていく。

政府が無理やり銀行に国債を買わせるの?それ逆じゃないの?不況で民間にはお金を貸し出せないから、預かった貯金の運用先に困った銀行は元本と利息が保障された国債を買う訳でしょ。国債を買って救済されているのは他ならぬ銀行の方だろ。それと「銀行は、国民の貯金を担保にして」って意味不明。何で金を貸す側である銀行が担保を用意するんだ?

 

>財政が赤字なので、国債を止めることができない。いわゆる赤字国債とは、このことを指す。国債の発行を止めれば、国はデフォルトに追い込まれてしまう。

日本は敗戦して一回デフォルトを経験した。戦争中に働き盛りの生産者が戦地に行ったりして沢山死んだのに加え、爆撃を受けて国内の工場の多くが壊滅して物不足になった。その状況で戦時国債(戦時中の借金)を償還する為に政府が金を刷りまくれば、物の量より金の量が多くなり極端なインフレになるのは当然だ。しかしそんな戦後日本のインフレ社会も一時的な混乱を招いただけですぐに収束した。何故なら元々日本という国は高い生産能力を持っていたからだ。そして戦後の壊滅的状況からもすぐに復興した日本という国の現在は、供給能力が余りにも高く生産力が有り余ってる状態。この状況で金を刷った所でハイパーインフレなど起こり得るだろうか?全く想像しにくい。デフォルトして極端なインフレに苦しんだ他国を見てみると、内戦が続いていたり、社会的混乱も多く、元々生産能力が極度に低かったりする。日本とは置かれている状況が全く対極の位置にある。

 

>この借金は日本人の貯金を担保にしているのだから、ツケは日本人が払う。日本政府は日本人から金を借りているので、事実上、「あなた」が政府に金を貸ているのと同じなのだ。(中略)難しい言い方だが、政府の借金は国民の資産であるので、私たちは大きな資産を持っているとも言える。(中略)貸した金が戻って来なければ全損になる。そうなると、貸した側が借りた側と一緒に共倒れする。

何で貸した側と借りた側の両方が共倒れになるの?金が貸し手にも借り手にも残らないでブラックホールに消えるなんて事があるのか?????


>政府の借金は国内で消化されているので問題ないというのは、まやかしで借金のツケは誰かが払わなければならないのである。その借金のツケは誰が払うのか。もちろん、日本国民のあなたが払うのである。

自分で「政府の借金は国民の資産である」って言っておいて、何で政府の借金のツケを国民が支払わなきゃならんの?政府に貸した金が国民に返ってこなかったから?じゃあそれ政府の借金が帳消しになる=政府の資産になるじゃん。散々喚き立てている「政府の借金」とやらが帳消しになったんだから望む通りだろ?

 

>政府は日本国民の貯金を担保にして金を借りまくっているのだから、あなた以外の誰かがツケを払ってくれるわけではない。政府が金を借りまくるツケを、あなたが返さなければならない。

だから何で国民が自分の資産を自分に返さなきゃならんの。

 

>政府が金を返せなくなったら、「通貨を山ほど発行してインフレを引き起こしたら返せるので問題ない」という言い方もできる。実際、政府はそうすることができるしかし、そうすれば、やはりあなたの貯金はインフレで目減りする。貯金額が変わらなくても、インフレが起きて目減りさせられた分は、政府に奪われた分なのである。

インフレとはお金の価値が下がり相対的に物の価値が上がる状態の事。お金だろうが物だろうが、流通するものの価値とは全て相対的なものでしかない。そしてインフレになるって事は、お金よりも不動産や貴金属などの資産価値が上がるという事だ。またインフレとは金を貯め込まないで物を購入する状態だから、企業の売り上げが上がって株価も上昇するね。他の物に投資すれば儲かるのに、わざわざインフレ下で現金を貯め込むなんて単なる馬鹿じゃないの?それで損したのは奪われたのでも何でもなく、単なる自分の馬鹿な行動が招いた当然の結果だろ(笑)

 

終始イライラして読むに耐えない文章だった。

政府の借金(=国民の資産)もダメ。

政府の借金(=国民の資産)がなくなるのもダメ。

あんた一体何が言いたいんだ(笑)

何で「国の借金が大変だ!」と喚き立てる財政均衡論者ってこんな支離滅裂な人達ばかりなの?しかしこんなものが世の常識として罷り通るって事は、それだけ電波を真に受ける者が圧倒的多数って事だよな。いまだに天動説に突き動かされて過ちを繰り返す愚かな人類。