何書こうかな?

独り善がりな思い付きを書くだけ

意識を向ける対象について

究極のエニアグラムのサイトで個人的に勉強した事を、不完全かつ間違った理解を多く含むかも知れないが、ほぼ原文に近い内容で書き出したいと思います。

 

意識を向ける対象とは

心の中に占める割合が大きく、複雑な思い(コンプレックス)を抱きやすい相手という事で、各タイプごとに違いがあります。大好きにも大嫌いにもなり、期待をしたり逆に失望したりする事も大きく、なかなか素直になれない相手です。しかし相手との良い関係を築けているなら、その複雑度は低くなります。

 究極のエニアグラム基本理論5

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm

「コンプレックス」は誤解されている!

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-17.htm

 

男性に意識を向けるタイプ(タイプ1・タイプ2・タイプ6)

この3つのタイプは「世界と肯定的に結びくタイプ」で、別名「女性タイプ」と呼ばれます。性別が男性であってもどこか女性的な部分があります。男らしさを求め、男性を見る目や男性に対する要求が厳しい人達です。男性が大嫌いにもなりますが、大の男好きとも言える人達です。逆に女性の存在は軽く、女性とは自然体で接する事ができる人達です。

・タイプ1は男性に対して最も緊張感や警戒心を持っていて、男性が怖くなる人達です。一方心の中では尊敬できる理想の男性を求めています。

・タイプ2は男性を怖がる事は余りなく、好きな男性やフィーリングの合う男性とは気楽に付き合える方です。一方で男性に負けたくないという思いが強く、特に偉そうな目上の男性に対して厳しい視線を向けます。

・タイプ6は男性集団に意識を向け、逞しく頼れる男性達に囲まれ安心して暮らしたがります。また「絆の人」と呼ばれ人々が仲良く暮らせるように奔走し、人々の役に立つ事をしたがります。女性であると、白馬の王子様を夢見ているのもこのタイプです。

 

女性に意識を向けるタイプ(タイプ3・タイプ7・タイプ8)

この3つのタイプは「世界と否定的に結びくタイプ」で、別名「男性タイプ」と呼ばれます。性別が女性であってもどこか男性的な所があります。料理や掃除、洗濯など女性がやるような事はしたがりません。女性一般に対して複雑な思いを抱きやすく、女性に対する期待が多くなります。女性嫌いにもなりますが、逆に女性が大好きなタイプとも言えます。男性の存在は小さく、男性とは気構えなく付き合う事が出来る人達です

・タイプ3は女性集団に意識が向きます。多くの女性達に囲まれてその中で自分がより目立ち、注目を浴びて暮らしたがります。

・タイプ7は女性が怖くなる程に女性を避けていきます。明るく楽しい女性や、母性を感じる年上の女性などを好む傾向があります。

・タイプ8は女性を怖がる事はありませんが、女性に頼られると守り通そうとする人達です。

 

人間性に意識を向けるタイプ(タイプ4・タイプ5・タイプ9)

この3つのタイプは「世界と両価的に結びつくタイプ」で、別名「無性タイプ」(タイプ5・タイプ9)や「中性タイプ」(タイプ4)と呼ばれます。男性的とも女性的ともどちらとも言えないような人達です。但し、タイプ5は「おじいさんタイプ」とも呼ばれ少しは男性的な性質があり、タイプ9は「おばあさんタイプ」と呼ばれ少しは女性的な性質を持ちます。人間性一般に対して意識を向け、人間に対して複雑な思いを抱きやすい人達です。

・タイプ4は人が怖くなる程に人目を避けていきます。注目や誤解を恐れて人々から遠ざかりますが、逆に人々に受け入れられる事を求めます。人間嫌いなタイプですが、逆に人間が大好きにもなります。

・タイプ5は人を怖がる事がありませんが、人間関係が煩わしい為、人との関わりを余り持ちたがりません。しかし人々の動向を良く観察しています。

・タイプ9は人間集団に意識を向け、人々に囲まれて穏やかに暮らしたがる人達です。人々へ適度に関心を向け、人々から適度な関心を得たがります。調和タイプの為、最も偏りが少なく、人々の動向に万遍なく注意を向けています。

 

母親に意識を向けるタイプ(タイプ3・タイプ4・タイプ7)

このタイプは生まれつき父親よりも母親の存在が大きく、母親が自分の中で重要な位置を占めている人達と言えます。特にタイプ4やタイプ7の中には、母親こそが世界の全てという人もいて、母親に叱られると自分の全存在を否定されたようにも感じます。逆に父親の存在は割と小さい為、自然体で気楽に付き合う事が出来る人達です。

・タイプ3もどちらかと言うと母親へ関心を向け、関心を得たがります。しかし調和タイプはバランス感覚に優れる為、その関心の程度は適度となります。調和タイプ全般に言える事ですが、周囲の人達に万遍なく意識を向ける人達です。

・タイプ4は母親へ関心を向けています。子供の頃は母親の後ろ姿ばかりを追いかけ、いなくなると不安になり探し回ります。が、タイプ7と違い関心を自分へ向けたがる事はありません。タイプ4は「隠れる」という自己防衛戦略を持つ為、人から注目を受ける事を脅威に感じます。よって、誰にも見つからないように自分独りの世界を好み、一人遊びが多くなる傾向があります。(あくまでも傾向であり、理解のある人達に囲まれて、友達と元気に遊ぶタイプ4も沢山いる) タイプ4は良い子であるとか悪い子であるとか、優劣とかに関係なく、母親からありのままの自分を理解され、受け入れてほしいという欲求を持ちます。幼少期にそれが適えられないと、母親に対する複雑度は高くなります。

・タイプ7は母親からの関心を得たがります。子供の頃は母親の傍に付きまとい、ぐずったりオネショばかりしたりと母親の手を煩わせる傾向があります。気を引く為に様々な悪さを仕出かすかも知れまんせん。後に産まれた子供ばかりを構っていると、母親の関心を独占したがり、弟や妹を苛めたりするかも知れません。幼少期に母親から愛情のある関心を充分に得られないと、母親に対する複雑度は高くなります。

 

父親に意識を向けるタイプ(タイプ1・タイプ2・タイプ6)

このタイプは生まれつき母親よりも父親の存在が大きく、父親が自分の中で重要な位置を占めている人達です。父親的なもの、父性的なものに強い憧れや関心を抱き、理想の父親像を求めます。父親との関係が上手くいかなくなるに従いその複雑度は高くなります。逆に母親の存在は割と小さい為、自然体で素直に付き合う事が出来る人達です。また、この3タイプは共に「世界と肯定的に結びつくタイプ」(女性タイプ)でもあり、人々を肯定的に捉え、男性一般に意識を向けます。

・タイプ1は正しく尊敬できる父親から認められたいという欲求を持ちます。逆に父親から認められない事は最大の恐怖となります。父親の期待を裏切らないよう、優秀で良い子になるべく努力を惜しまない人達です。実際の父親が正しくない、尊敬できない人物であると、最も苦痛に感じ複雑度が高くなります。ちなみにタイプ1の事を究エニでは「長女タイプ」と呼んでいます。親の言い付けなどもよく守り、家事も面倒がらずにこなします。規則正しい生活を心掛け、妹や弟などの面倒も良く見る方です。また、最も権威主義的になりやすく、医者や学者や教師などを無条件に信頼してしまうタイプでもあります。

・タイプ2は強くて優しい尊敬できる父親から厳しく導かれ、また父親を乗り越えたいという欲求を根源的に持ちます。実際の父親が尊敬できない人物であると、複雑度が高くなり、激しく反抗したりもします。究エニでタイプ2w1と判定される漫画「美味しんぼ」の主人公と、主人公の父親である海原雄山との確執などにもそれが表れています。特に2w1はタイプ1の権威主義的な傾向を持ち、権威を求め権威になりたがる一方で、最も権威を嫌う人達でもあります。教師に反抗したり学校を破壊したりと反社会的にもなり、暴力団や不良グループに入りやすいのも大抵はこのタイプです。

また、タイプ2は「子供に意識を向けるタイプ」であり、「お母さんタイプ」とも呼ばれます。自己同一性が母親であり、子供を守り育てる事に最も意識が働き、全ての子供が順調に生育する事を願います。また子供の事に関して過剰反応する人達です。子供の教育にも強い関心を持ち、教育ママとか教育パパにもなりやすい。子供にかける期待も多く、「社会の役立つ人間になれ」などと叱咤激励するのもこのタイプです。逆に子供を自由に伸び伸び育てる事を良しとする人達もいます。個人個人で見ていくと様々です。(勿論、子供を嫌うタイプ2や、子供に関心がないかのように見えるタイプ2も沢山います)

・タイプ6もどちらかというと父親に意識を向ける方です。最も不安感が強い為、逞しく頼れる父親から守られ安心して暮らしたがる人達です。但し調和タイプの為、周囲に対して適度に万遍なく注意を向けています。人々の動向に常に気を回し、役立つ事をしたがります。

 

その他「配偶者に意識を向ける」タイプ8、「世界事象に意識を向ける」タイプ5などがあり、究エニサイトでは様々なタイプの記述が公開されています。しかし、実感として良く分からないので書く事が出来ません。タイプ1やタイプ3なども、実際に存在すると思われるそれらのタイプがどのような傾向を持ち、どのような行動を取るのか、漠然と推し量る事しかできません。何故ならこれらのタイプは人口自体が非常に少ないらしく、実生活でもそれらしき人物を見た事がありません。また、調和タイプは特長がないのが特長とも言えるタイプなので、見分ける事さえ非常に困難に思えます。